富士宮やきそば
2001年11月18日（日）

ボイスの掲示板によしろうさんがなんとなく書いた富士宮やきそば。
そして、これまたなんとなく「行きたいなぁ・・」と書いた自分とその他の人たち。
あれよあれよと言う間に話は進み、「じゃぁ行こうか」と言うことになったのは出かける日の2日前という、本当に急に決まった話でした。
ＭＬにもツーリング案内を流したけど、こんなに急じゃぁ来られる人がいるわけもない。結局参加したのは言いだしっぺのよしろうさんと自分、そしてＤＭで無理矢理（いや、意気揚々と）参加させられたゆうさんの合計３人でした。と言うわけで、ボイスの平均年齢を持ち上げているおじさん３人で富士宮やきそばを食べてきましたとさ。

今回はこの３人で行きました。ボイスのおやじ三人衆。
左から「ブー、フー、ウー」です。

午前１０時、集合場所は箱根新道を上がった所のちょっとした広場。参加表明したのが３人だったので出発も早かった。すぐ上のコンビニに寄ってから１０時５分頃にはもう出発していました。
当初の予定では前回ボイスで走った”細いうねうねの道”を降りて裾野に出るはずでしたが、ゆうさんのかまいたち事件と、バーストこそしなかったものの自分たちのタイヤも細かい傷が付いていたという事でそのコースは断念。芦ノ湖スカイラインから箱根スカイラインを抜けて御殿場まで出ました。天気は良かったものの箱根は極地的な雨が降ったらしく、前回のボイスツーに続いてウェットな路面。それに加えて観光バスが細い道で対向車とお見合をしてしまい立ち往生。何とかそれはパスできたけど、ちょっと不完全燃焼気味な箱根路でした。


今回おじゃましたお店です。
「おうっ！じゃまするよっ。」
もし夜だったらそのまんま赤提灯を想像させます。
御殿場からは富士山スカイラインを走ります。この道は快適。車はほとんど走っていなくてガンガン走れます。しかし。。。だんだんと寒くなってくる。道の途中にある温度表示板は６度。おぉ、寒いなぁ。そういえば富士山の下の方まで雪がある。ずう〜っと下の方まで雪がある、ある、ある・・・なぁ〜んだ、雪は自分たちの道の脇にもアルじゃ〜ん！（おいおい今気づくか？）道理で寒いわけだ。温度表示板は・・・さらに下がって２度だって。（お・・・おい）あと２度下がったら氷温貯蔵も可能です。そんなだから風を一番受けている指先には当然のように感覚がありません。途中休憩もそこそこに富士宮まで降りてきたのは言うまでもありません。


店内はこんな感じ。
鉄板があってその周りに
お客さんが座っています。
降りてくるとそこはまるで天国のよう。日差しはぽかぽかと、富士山の寒風にさらされた体を温めてくれます。目的地は西富士宮駅から少し行った所にあるやきそば屋さん。その名も・・・・忘れました。外見はちょっとした食堂のようなお店です。でも中に入ると店の真ん中に大きな鉄板が置いてあって食堂とはちょっと違う構造。お客さんはその鉄板の周りに座る、いわゆる”駄菓子屋形式”なのです。でもさすがにおいしいと評判のお店です。座席は鉄板の周りだけではなく、奥の方には座敷もありました。ボイスのツーリングにはもってこいかも知れません。
３人はそれぞれがやきそばとお好み焼きを頼みました。鉄板から少し離れたカウンターに座ったんだけど、焼いている匂いはばんばん空腹を刺激します。１分が１０分にも２０分にも感じられる中、パブロフの犬のような状態だった３人の前に置かれたやきそばとお好み焼きは、どんな高級料理よりもおいしく見えました。そして味は当然・・・おいしぃぃぃっ！
美味しそうな焼きそばを前に思わず「にこ〜っ」
心の中がすぐに顔に出るタイプです。
→
ゆうさん、焼きそばを食べ終わりました。
お好み焼きを前に、
自分の計画性のなさを悔やんでいます。
ちょっと固めの蒸し麺と、上にかけられた・・・なんだっけ？細かい鰹節のようなふりかけのような。これがなかなかいい味を出している。やきそばもお好み焼きも一気に食べてしまいました・・・と言いたいけれど、量を考えずに注文してしまったので最後はちょっと苦しかったです。それでも全部食べてしまったんだから、さすがおいしい富士宮やきそばとしか言いようがありません。


しばらく店の前でボ〜ッとしてから帰路につきます。よしろうさんの家はやきそば屋さんからすぐ近くなのですが、ゆうさんも自分も「道がわかんな〜い！」と言う事で、よしろんさんにＲ２４６まで案内してもらいました。走った道は幹線道路ではないのですが、はっきり言って富士宮に住んでいるよしろうさんがうらやましいと思える、くねくねしていてそんなに車も走っていなくてとっても面白い道でした。
Ｒ２４６の交差点でそれぞれの方向に走り出し流れ解散となったのは午後２時。解散の挨拶はヘルメット越しに手を振りながら「お疲れさま〜っ」でした。まだ日も高くちょっともったいないと思えるほどの天気ですが、日が落ちる時間を考えるとちょうど良い時間です。自分はＲ２４６を東京方面へ、ゆうさんは東名高速で東京へ、よしろうさんはＲ２４６を沼津方面へ帰っていきました。ほんと、お疲れさまでした。


しかしっ！自分のツーリングはこれでは終わらないのです。
「ちわ〜っ。バイク便です。」
焼きそばは無事に注文主さんに届けられました。
実はやきそば屋さんでよしろうさんが佐々木薬局さんに電話をすると、「じゃあ、おみやげにやきそばを持って行こうか？」と言う話が決まったのです。当然配達するのは近くに住んでいる自分。で、作りたてのやきそばをバックに詰めてお勤め中の佐々木薬局さんまでやきそばを配達しました。ちなみに配達完了時間は午後４時１０分でした。配達料は暖かい缶コーヒー、とってもありがたかったです。それにしても注文から到着まで３時間以上。もしもピザ屋だったら大目玉は間違いなしでしたね？（笑）

以上、富士宮やきそばツーリングの報告でした。


若旦那

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