5月1日はボイスのツーリングの予定でした。 ところが前日の4月30日、天気予報を見てみると目的地である静岡県の降水確率が午後から50%。これではいくら何でも出発するわけには行きません。幹事の佐々木さんから「ツーリングは中止」の連絡がMLで流れて来ました。 すると夕方の事です。佐々木さんがツーリングに誘っていた友人から電話がありました。
と言うわけで、テツさんと二人で近場ツーリングに行くことになりました。コースは三浦半島半周。天気はなんとか保ちそうだし、テツさんとは走るペースも同じくらいだし、楽しいツーリングになりそうです。あとは、明日までにテツさんの涙が乾くのを願うだけです。 テツさん、楽しいツーリングにしましょうね! 5月1日、朝。泣き虫のテツさんとツーリングです。
テツさんのバイクはスズキのRMX250、自分はいつもはV−maxだけど、今回はテツさんに合わせてDT200です。当然、二人とも同じ様な走り方でだんだんとスピードがのってきます。気が付くとシグナルグランプリをしたり、コーナーの進入で先頭を取り合ったりとなんだかとっても楽しい(危ない)走りです。これはツーリングと言うよりも、二人っきりの暴走族。そんな感じです。 そんな走り方ですから、景色を見るはずの湘南国際村はいつの間にかスルー。信号がない道を選んだり渋滞を避けて走り続けたため、気が付けば遙か先にあるはずの三浦市の風力発電所まで来ていました。
空を見上げると、穏やかでとてもいい天気。春の日にふさわしく霞がかかったような少しかすんだ青空です。これで静岡の方は雨が降るなんて、なんだか全然信じられません。これならボイスのツーリングも行けたのではないか等と思ってしまいます。そんな事を考えながら、「いゃぁ、速いねぇ。敵わないよぉ。」なんてお互いを牽制し合い、しばしマッタリとした時間を過ごしました。 さて、風車の下で小一時間過ごしたでしょうか。「そろそろ出発」となりましたが、このまま帰ってしまうにはまだ時間が早すぎます(11:00am)。そこで観音崎に向けて走ることにしました。しかし来る時の様に飛ばしっぱなしでは体が持ちません。そこで途中の信号待ちで休戦協定。ゆっくり走る事に決定しました。車の横をすり抜けることもせず、流れに任せて走る。これぞツーリングのお手本だと言うべき走り方です。お手本のような走りをしていると、今まで気が付かなかった物が見えてきたりします。こんなにいい天気なのに、なぜかバイクにあまり遭遇しないのです。これはやっぱり天気予報のせいでしょうか。やっぱりみんな、天気は気にするんですね(当たり前)。
そんなのんびり気分でいると、携帯電話に「どこにいるのぉ?」と佐々木さんから電話が入りました。聞くと、たった今お買い物から帰ってきたところだ、との事。これで決定いたしました。最終目的地は「ボイスリーダー、佐々木家」です。
と言うわけで、今回のショートツーリングは以上で終了。佐々木さんの家でお開きとなりました。テツさんによると走行距離は60kmを超えていたそうです。ちょっとの時間だったけど、それでも意外に距離を走っていたんですね。 普段のツーリングと比べるとずっと距離は短かったですか、それでもとても楽しいツーリングでした。近場のツーリングというのも良いものです。また暇を見つけて行ってみたいと思います。
|