金谷元名林道にて
金谷元名林道途中の切り通し。
妙に薄っぺらに見える岩の壁に「何で全部崩さないんですかね」とはハルマキ君。
そりゃぁあなた、薄っぺらなのは上の方だけで、全部崩すのが大変なんでしょ?
千葉県の
林道めぐり
ツーリング
2006年10月8日(日)



前回のボイスツーリング(雨ですぐに解散)に初参加してくれた金子さんから「オフロードツーリングは行かないんですか?」と言われました。そう言われては行かないわけにはいきません。ハルマキ君も誘って3人で千葉の林道ツーリングに行くことにしました。
金子さんはオフロード経験はあまり無いとのことですが、自分もハルマキ君もそれほど経験があるわけではありません(と言うか初心者)。今回選択した千葉の林道は、こんな3人にはちょうど良い林道でしょう。

船上の嘔吐感
行きのフェリー。
すばらしい風とローリングによって
気分は幾分ローテンション。

集合は朝9時。場所は久里浜フェリー乗り場です。自分とハルマキ君が8時半頃に到着すると、待機場の一番前に止まっているピカピカのセロー250。どうやら金子さんは、随分前に到着していたようです。
いつも以上に混んでいるフェリー乗り場でしたが、なんとかすぐのフェリーに乗ることができました。台風の影響でずいぶん揺れる船内で「気持ち悪い。。。」とか言いながら、なんとか千葉に上陸です。


楽しくない昼食
何とか購入した昼食。
自分はバターロールとおしんこ。
ハルマキ君はブドウパンとおしゃぶり昆布梅?

上陸したら、まずは給油と昼食の買い出しです。
ところが、近くのコンビニでおにぎりを買おうと店内に入ってビックリ。おにぎりの棚は在庫がゼロなのです。「それじゃぁ、パンでも。。。」とパンの棚を見ると、こちらもめぼしい物はほとんど無し。いい天気と連休で、品物の追加が間に合わなかったんですね。仕方がないのでバターロールとお新香を買いました。バターロールとお新香って・・・・。「お昼が楽しみ」とは言い難いメニューですよね?



金谷元名林道入り口
金谷元名林道の入り口。
ここから林道ツーリングの本番だ!

さて、楽しくない昼食を担いでいざ林道へ突入です。
コケる人
見事にコケるハルマキ君。
手前のクレパスでバランスを崩したそうです。
ちなみにこの写真、
「撮るからもう一度寝て。」とお願いしました。
最初の林道は金谷元名林道。路面はおおむねフラットで走りやすいです。ハルマキ君が無謀にとばすから、金子さんも自分もハイペース。このままで大丈夫かと思いつつも途中の分かれ道から竹岡林道へ寄り道。「竹岡林道はちょっと路面が荒れているから注意してね。」なんて言ったのもつかの間、ハルマキ君が見事にコースアウトしてくれました。でも背の高い草むらに突っ込んだためにダメージは皆無。そのまま竹岡林道を往復してから、金谷元名林道を全線走破しました。




山中林道入り口
横通行止めの看板がある林道入り口。
この看板はいつからあるんでしょ?

しばらくつまらない舗装路を走ってからいよいよ本日のメインイベント、山中-大山-横尾-高山林道と続くロングダートです。
横尾林道途中で昼食
横尾林道の途中にある広場。
ここで楽しくない昼食を取りました。
いつ立てられたのかわからない「通行止め」の看板を抜けると、それなりのクレパスと大きめの石がゴロゴロする山中林道の始まりです。にも関わらず、調子に乗ってる3人はコケる事無く走破。続いて水たまりがたくさんある大山-横尾林道も、ハイカーに嫌な顔をされながらも楽しく走行。途中の広場でつまらない昼食を取り、そのままコケる事なく無事に完走してしまいました。



土砂崩れ
土砂崩れの現場。
こんなホモ達写真より、
アタック写真を撮れば良かった。

知っている完抜林道は走ってしまい、「さて、どうしようか。」となりました。「んじゃ、とりあえずピストン林道にでも行く?」と言うことで袖ノ木林道へ。
ところが途中の淵が沢奥米林道(前面舗装路)が土砂崩れで通行できません。果敢にもハルマキ君がアタックしましたがあえなく敗退。自分もやってみましたが、見事に後輪が落ちて身動きできなくなりました。と言うわけで袖の木林道はあきらめ、R410を経由して高宕林道へ行ってみました。



高宕林道
高宕林道はどこ?
この看板からしばらく行った、右側が入り口です。

高宕(たかご)林道は前半は舗装路。「つまんねぇなぁ。」と思っていたら、支線との分かれ道からいきなりのゴツゴツ路面。しかも、水が流れていてまるで小川の中を走っているようです。「いらっしゃいませぇ〜!」と散策中の小さい女の子に声をかけられ「ごめんねぇ。」と返しながらも半分冷や汗。水とクレパスと大小の岩に悪戦苦闘です。それでも水は綺麗でバイクの掃除になるし(をぃ)、ちょっと調子が出ているしでコケる事無く走破。展望はないけれど、緑の中の渓流脇を走るのでとても気持ちの良い道でした。


さて、後は帰るだけ。だけどずっと舗装路で帰るのはつまらないので、R465と県道88号を経て行きに通った山中林道を逆に戻ることにしました。
名誉の負傷
「あぁ、傷がついちゃった。。」
フェリー乗り場で沈む金子さん。
これからフェリーに乗るのに、「沈む」とは。。
眠たい舗装路をやっとの思いで走り、山中林道に到着。気前よく走り抜け、来るときに見た「通行止め」の看板まで来て振り返ると、何故か後ろがついてきません。と思っていたら、金子さんがコケていました。クレパスにフロントを取られて転倒したそうです(新車で初ゴケ)。その割に傷は浅め。右側のナックルガードとマフラーカバー、あとはシールドに「ちょっと」傷が付いただけでした。ピカピカのセローでしたが、これで「ハク」が付いたと言うことです。本人は随分沈んでいましたが、これで彼も「真のオフローダー」になってくれることでしょう。(偉そう?)

解散
「はい、お疲れさま。
また次回、楽しみましょう。」


と言うわけで、本日の林道ツーリングは終了。フェリーに乗って横須賀まで帰ってきました。天気も良くて、暑くもなく寒くもなく、初心者の自分たちにとって充実した楽しいツーリングでした。
いつもこんな天気のツーリングだと良いのにね。


コース
集合:久里浜フェリー乗り場−千葉県金谷港−
金谷元名林道−竹岡林道−金谷元名林道−
R127−県道34号−県道182号−山中林道−
県道88号−大山林道−横尾林道−高山林道−
淵が沢奥米林道−R140−高宕林道−R465−
県道88号−山中林道−県道182号−県道34号−
R127−金谷港−久里浜港:解散
 
参加人数3名
事故なし
転倒ハルマキ君 1回
金子さん1回
走行距離120km
トラブルなし



それぞれの一日へ    TOPへ








inserted by FC2 system