横川の釜めしを 喰いに行く 2002年5月12日(日) プロローグ 5月のツーリングをあさってに控えた金曜日の夜、突然電話が鳴る。
・・・げぇぇぇぇぇぇっ!!まじ!? だって、今度のツーリングってあさってじゃん。そんなの できないぃぃぃっ!! 企画もなにもないぃぃぃぃっ!! しかし、電話の向こうのジャイアンは息も絶え絶えであまりにもつらそう。仕方なくその申し出を受けることにしまいました。でも、目的地として決定していた榛名山は自分は全く知らないので、自分が行ったことのある横川へ釜めしを食べに行くことに急遽予定を変更しました。 それにしても、下見もなにもしていないのに大丈夫かなぁ。なんだか憂鬱。雨降らないかなぁ・・・。
天気予報が言っていたとおり、当日の朝はまずまずの天気。しかも目的地に近い方が晴れる確率が高いらしい。まぁ良いでしょう。がんばって今回のツーリング、引率します。(しかし、心の中ではジャイアンの登場を願っている弱気な自分) 集合場所の三芳PA(関越自動車道)に集まって来たのは、自分を入れて合計5人。これに川越ICで待っている3人を入れても8人とすごく少人数。これを見てちょっと気が楽になりました。だって、この人数なら道に迷ってもいくらでも修正が効きそうじゃん?ジャイアンに連絡を入れるとやっぱり来られないって言っていたけど大丈夫!この人数ならばんばん行けますよぉ!!ふっふっふ。。心配ご無用だぁぁぁっ!!(すでに気が大きくなっている:単純) ちなみに今回の参加者は、矢沢さん、ハチ、早川さん、カトちゃん、ともちゃん、アヤちゃん、アヤちゃんの先輩、そして自分です。
関越道は三芳からすぐの川越ICでおり、R16を使って八王子方面へ。そしてすぐに裏道に入って青梅から秩父へと抜けました。この青梅−秩父の道はちょっと狭かったり前日の雨で所々濡れていたりしたけどなかなか快適。みんなでクリンクリン&バリバリ走りました。でも、今回初参加のアヤちゃんの先輩にはちょっときつかったかも?何しろ免許取り立て一ヶ月、新車のバイクは走行距離が470kmでしたから。でも、オイル交換をしたばかりと言っていたのでまぁ大丈夫でしょう。(そういう問題か?) 秩父に入ったところでコンビニを見つけて小休止。みんな思い思いにジュースを飲み始めますが、「ここからまだ2時間くらいかかるかも」と言ったとたん、サンドイッチを食べたりアイスを食べたりと腹ごしらえ。みなさんなかなかわかっていらっしゃる。腹が減っては戦はできないもんね?
秩父から横川までは、これまた裏道のような所をずっと走ります。しかし、車があまりいないこと、道もそれほど悪くない事もありまたまた快適。埼玉−群馬はこんなに走りやすい道がたくさんあるのでしょうか?車は少ないし小僧もあまりいないし言うことなしです。地元のライダーがうらやましい。 ・・・と、楽しい時間は早く過ぎてしまう物。2時間の予定が1時間半で横川に到着してしまいました。さっそく横川名物、「峠の釜めし」を食べることにします。(名物と言っても駅弁なんですけどね) おぎのや万歳
出てきた釜めしはちょっと暖かくて具だくさん。味は・・・うん、おいしい。前に来たときはそんなにおいしく感じなかったけど、今回はおいしいです。 なんで前よりもおいしいのでしょう。それは、前回は一人で食べたけど、今回は「友達」と言う名の調味料が加わっているから(名言?)。やっぱり食事は大勢で食べなければおいしくないと言うことを実感した一瞬でした。 デザートを食べに
とりあえず旧18号を通って軽井沢を目指します。 ところが、旧道の入り口には不吉な文字が・・・「この先、災害により通行止め○○までは行けます」・・・・まじ?でも、○○までは行けるって書いてあるし、もしかしたらバイクは通れるかも?と安易な考えのメンバーはそのまま直進。しばらく旧道のコーナーを楽しんだ後、あまりにも分かり切っていた「通行止め」の標識に行く手を遮られてしまいました。まぁ、わかっていたことだからしょうがないけど、なんとなく残念。仕方なく引き返し、碓氷バイパスを行くことにしました。こっちはバイパスと言うだけあって快適そのもの。メンバー全員が高速コーナーを満喫することとなり、しかも有料だと思っていたこの道路が実は無料になっていたりとすごく得した気分。通行止めで引き返したことなどすっかり忘れてルンルン気分で軽井沢入りを果たしました。
軽井沢に着くと、早速一行はソフトクリームを買い求め、食べ始めます。1つ350円也。ちょっとシャリシャリしていてなんとなくミルクっぽい?なんとなく濃厚?よくわかんないけどおいしいのはわかります。うんうん、これで満足。んで、せっかくここまで来たんだからと軽井沢の通りを練り歩きます。しかし格好はツーリングスタイル。ほかの観光客はすっきり着飾っている。もしかして、ちょっと場違い?いや、そんなことは関係ない。軽井沢はみんなの物。こんな格好で楽しんだって良いじゃないですか!そんなわけでちょっと金持ち気分を楽しんだ一行でした。 帰りは高速 目的をすべて果たし、あとは帰るだけ。帰りのルートは上信越道の碓氷軽井沢を目指し、途中からまた裏道(おいおい)の様な道を使って下仁田まで向かいました。下仁田からは上信越道と関越道を使い、解散場所に決めた高坂SAまで向かいます。
高坂SAで解散
若旦那
アルバム
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