集合場所の蓮田SAにて。少人数です。
あぁっ!一番左に長いスカートの不良がいるっ!
まずはじめに、レポートのアップが遅くなり、大変申し訳ありませんでした。10月のツーリングに行ってからすでにうん週間。なかなかツーリングレポートが書けない自分がいたのです。理由は・・・・うっ・・・・聞かないで。このレポートを読み進んでいただければ、自ずと分かってくるはずですから・・・。(滝泣)


Voiceじゃあまりいかない
東北ツー


さて、矢澤さん企画によるボイス10月のツーリングは、なんと日光方面というなかなかの遠距離ツーリングでした。そのせいもあってか、もしくは高速代がかかるからか、参加者は総勢5人(矢沢、ユウ、百瀬、ハチ、若旦那)と非常に少なかったのです。ちょっと寂しい。。。でも、なんか小回りが利いちゃうかなぁ?って感じです。ちなみに集合場所は東北自動車道路の蓮田SA。集合場所までがツーリングとなってしまったのは言うまでもない・・・・あ、もしかしてそんなの自分だけですか?でもね、家から2時間半(下道)もかかったんですよ!え?そんなのはいつものこと?あぁ、そう言えば湘南方面の時、東京在住者は遠いんですね。大変申し訳ございませんでした。うっかりしていました。以後、気をつけます。
・・・・でも、集合場所、遠かったんです。



出発時間は午前9時。カトちゃん、あやちゃんに見送られて5人は走り出します。当初の予定では宇都宮まで東北道を利用するはずでしたが、「それでは面白くない」と言うことで、手前の栃木ICで一般道へ。県道32号から15号を経て日光方面へ向かいます。道は対向車も前を阻むトラックもあまりなくなかなか快適。いい感じで飛ばします。
へんぴな道のガソリンスタンド。
向かいの店からおばちゃんを呼んで給油しました
しかし今回、買ったばかりのXR650で参加のハチが早速のガス欠間近となってしまいました。そんなわけでちょっとスピードを落とし、ガソリンスタンドを探しながら走ることに。しかしちょっとへんぴなルートだったため、なかなかスタンドが見つからない。しかも痛恨のルートミス。なんだかますますガソリンがやばそうです。こうなると、当てもなくスタンドを探していても無駄にガソリンを使うだけ。と言うわけで、近くで洗濯物を干しているおばちゃんにスタンドの有無を訪ねることにしました。「この先にあるよ。」マジ?ラッキー。「でも、誰もいないから前にある酒屋に声をかけて」はぁ?何を言っているのでしょう。まぁ、あるんだからとそのまま道を進みます。すると、確かにありました。でも、お休みみたい。そこで説明通りに前にあった酒屋に声をかけてみました。するとどうでしょう。酒屋のおばちゃんが出てきてガソリンを入れてくれました。う〜ん、灯油を配達する酒屋は結構あるけど、まさかガソリンスタンドを経営しているところがあるとは・・・。ちょっと驚きです。でも、言われなければ営業中なのかどうか分からないって言うのはちょっと・・・ねぇ。まぁ、なんとかガソリンも入れられて一安心。そのまま日光へ向かうこととなりました。


国道沿いのコンビニにて。
一服すると元気百倍。
さて、自分たちが組んでいたルートについてスタンドのおばちゃんに聞くと、「こっち(15号直進)の方が面白い」とのこと。その口振りはまるでライダーの心を知っているかのよう。もしかしてあのおばちゃん、ライダーなのか?ってくらいです。まぁ、地元ライダー(?)のおばちゃんが言うんだからと、その面白い道の方へ行きました。で結果は・・・、確かに面白かったです。タイトなコーナーの連続、なかなかのアップダウン。楽しすぎてもうヘロヘロ、やっとの思いで国道122号線に出た一同は、早速コンビニで休憩しましたとさ。いやはや、地元のおばちゃん、あなどれません。ライダーの気持ちを知っています。欲を言えば、あの落ち葉だけは何とかして欲しかったけどね・・・。

そのまま国道121号を通って本日のメインイベント、日塩もみじラインに突入です。一気に走り出すメンバー5人。結構楽しいけど、これがあなた、落ち葉はないけどタイトなコーナーでなかなか怖いです。でも一生懸命走りました。しかし地元のXJR1300とZZR?(両方カスタム)に抜かれてしまいました。(くやしぃっ!)でも、矢沢さんだけは別、その2台をしっかりと引っ張りながらあっと言う間に見えなくなってしまいました。他の4人と言えば・・・・。最後に来たちょっと遅めのCBRにくっついて行くだけで終わってしまったのは言うまでもありません。(あ、でも最後には抜きました)
日塩もみじラインの駐車場。
足はガクガク、目線ふらふらでした。
ヘロヘロになりながらもみじライン途中の駐車場に到着。少しの休憩のあと、もみじライン後半戦です。今度は下りなのでちょっと気を使いますが、それでも結構なスピードで走り抜けます。と・・・いい気になりすぎた自分たちに大事件勃発。バイクがあまりにも素直にコーナーを走るのに気をよくしたハチが、コーナリング中にフロントのフルブレーキング、結果フロントからのスリップダウン。スピードはそれほどでもなかったけれど、スライドしたバイクはそのままワイヤー式のガードレールの下に刺さってしまったのです。 転倒の時に膝を打ったハチは痛そうな表情。「これはヤバイ」と急いでハチの所に駆け寄る優しい若旦那(自分)。「大丈夫か!?」と言おうと思った瞬間、思い出したくもない第二の悲劇が発生。後ろで「ガチャン」と言う音。振り向くと自分のバイクが痛恨の「置きゴケ」。そう言えばここは下り坂でした(泣)。
やっと引っぱり出したXR650
ハンドルグンニャリ、ハチ、しょんぼり。
もうどうして良いのか分からない。事故を起こしたハチより明らかにパニック状態。その様子は、周りから見たらさぞ滑稽だったでしょう。
ああ・・・ウィンカーが・・・。
か〜ぜもないのにブ〜ラブラ♪
はっきり言って、その時のことは良く覚えていません。でも、自分のバイクを登り車線に止め直し、ハチのバイクをみんなで引っぱり出して・・・・なんとか走り出したと思います。ハチはこけてショックだったと思います。でも自分は、己の間抜けさにさらにショックです。ううっ・・・。しかも、そのショックにさらに追い打ちをかける出来事がありました。先に行った矢沢さんが、知らないドライバーに言われたそうです。「上で横浜ナンバーのバイクがコケてたよ。」横浜ナンバーって・・・俺じゃん・・・。ここにはっきり言わせてもらいます。俺はこけてません。バイクだけが寝たんです。勘違いも甚だしいです。マッタク、泣きっ面に蜂とは、まさにこのことだ!(大泣)

近くのレストランで昼食。
笑顔に生気がないのが印象的。


沈む二人を抱えた総勢5人は塩原の町でちょっと遅めの昼食です。カツ丼とか、そばとか、まぁ、そんなものです。味なんか・・・・分かりませんよ、ショックが大きくて(たぶんハチも)。そそくさと昼食を済ませ、時間も時間なのでそのまま西那須野塩原ICから東北自動車道路に乗り、帰路に就くことにしました。


−−東京へ帰る長い車の列。どの車も楽しそうな家族連れが乗り、その幸せを祝福するかのように秋の夕日が優しく照らします。それは無骨なバイク野郎も例外ではありません。優しく暖かく、バイク野郎を包み込みます。
その時です。何かがヘルメットの中で光りました。それはなんとも言えない美しい光でした。そう、それは瞼に浮かぶ汗の滴を、優しい夕日が照らしだした物だったのです。その輝きはどんな宝石よりも美しく、何のよどみもありません。バイク野郎の純粋な心、人を愛する純粋な気持ち、それらが凝縮されて一瞬だけ見せた美しい輝きだったのです。それは誰も否定する事のできない、この世の中で一番美しい輝きでした。バイク野郎は、そんな目映いばかりの光を放ちながら、また都会の雑踏へと吸い込まれて行くのでした。
今日の失敗を踏み台に、明日の夢を追いかけるんだ。くじけるな!がんばれ、バイク野郎!−−

(修理代を考えて泣いている・・・と言うつっこみは却下)


解散場所の蓮田SA。
ちょっと元気が出てきたか?
そんな訳で今回のツーリング、一部分沈んでしまうことはありましたが、本当はとっても楽しかったんですよ。ちょっと遠かったけど、ルートもとても良かったです。また行ってみたいと思っています。あとから地図を見直したら、中禅寺湖のすぐ脇を通っていたりして、今度は中禅寺湖とかの観光も良いかな?なんて思っています。また面白いルート、お願いしますね。矢沢さんっ!



今回はアルバムはありません。でも、各写真をクリックしてもらえれば大きくなります。

若旦那

ツーリング報告へ    TOPへ
inserted by FC2 system