千葉県 潮風王国
バーベキュー

2003年8月10日(日)
海鮮バーベキューの主役。サザエさん。隣で小さくなってる白い固まりは、
何をかくそうホタテさん。


 今年のボイスツーリングはずぅ〜っと雨にたたられ、もしかしたら今年もうツーリングには行けないのではないか、などと心配していました。そんな心配をしている矢先、ツーリング予定日のの前日に狙ったかのように台風到来。九州では大雨と強風で尋常でない被害が出たそうで「こりゃツーリングどころではないな」と言う感じ。そんな訳で、半分以上はあきらめていた8月のツーリングなんですが、なんと、台風は前日の内に東北まで行ってしまい、ツーリング当日は台風一過の晴天!こんな天気は久しぶりってくらいの好天に恵まれてしまいました。これで気持ちよくツーリングに行けるってもんです。・・・・で、気持ちよく寝ていたら寝過ごしました。(ぉぃ)見事に遅刻です。
ハルマキ君が彼女と登場!と思ったら、
なんと友人の彼女だそうです。
ふっ・・・安心したぜ。
朝8時15分、集合場所の久里浜フェリー乗り場に着くと、すでに何台かは千葉に渡った後でした。そのため自分は残りもメンバーと共に、一本遅れたフェリーで千葉へ渡ることとなりました。
フェリーは台風の影響がまだ残る東京湾を上下に揺れながら進み、エキサイティングな船の旅を与えてくれました。こんな楽しい船は久しぶりです。だって、デッキに立っていられないんですよぉ!?しかしそんな船の中、顔が蒼く口数が少なくなっている早川さんがとても印象的だったと言うのは、彼の名誉のためにもここでは伏せておきたいと思います。(って、伏せてねぇじゃん)



フェリーを下りてすぐのセブンイレブン前。
安全運転よろしく!
 そんなわけで、フェリーは沈むこともなく(ラッキー)早川さんは吐くこともなく(ちっ・・)無事に千葉に到着しました。横須賀とそんなに離れていない(フェリーで40分くらい)にも関わらず、何となく太陽が常夏の雰囲気を醸し出しているように思えるのは、やっぱりフェリーに酔ったのでしょうか?・・なぁんて事を気にしているヒマもなく、フェリーを脱出する車の列を縫い、先発隊が待つセブンイレブン(すぐそこ)へ向かいます。合計12人になりまして、さてツーリングの始まりです。挨拶もそこそこに房総半島先端、潮風王国に向かいます。


 いつも思いますが、千葉の道は狭いですよね。とくに、フェリーを出て南へ向かう道。車が渋滞しているとバイクのすり抜けさえままなりません。しかし監事の早川さんが「今日はすり抜けはしません」と宣言していたので渋滞だろうがなんだろうが、すり抜けの危うさは皆無なのです。でも心配なのは「すり抜けしないと渋滞で暑いだろうなぁ」と言うこと。ところが、渋滞はあれどそれほど暑くはない。これはやっぱり冷夏だからですか?太陽の日差しは強いけど、気温はそれほど高くないと言うことなんですか?こうなってくると稲作農家の方には申し訳ないですが、ツーリングには冷夏は最適だ、なんて考えてしまいます。とくに今日みたいに天気は良いけど気温が低いなんて言うのは言うことなしです。ぜひこれからも、ツーリングの時はこんな天気でいて欲しい物です。ちょっと罰当たりなのかもしれませんけど・・・ね。



女性が3人もいる合コンテーブル。
「あの〜、ご趣味は?」
それは合コンではなくお見合いです。
 途中のセブンイレブン(本日2軒目)で小休止をとり、お昼前には潮風王国に到着してしまいました。すり抜けを全くせず、ゆっくり走ってきたにもかかわらず予定よりも早く目的地に到着してしまったのは、思ったよりも渋滞が少なかったからでしょうか。
 さっそくいつものバーベキューテントに向かい、「海の幸バーベキューセット」を注文します。サザエや車エビ、イカや野菜の盛り合わせでお値段1200円は、安いか高いか悩んでしまう微妙なお値段。しかしやっぱりすぐ隣が海鮮市場と言うこともあり物は新鮮。炭火で焼くといい匂いがしてきます。幸せいっぱいな香りです。しかしそんな中、一つだけ失敗をしてしまいました。座る席の選択を間違えたのです。なんと、自分が座ったテーブルはヤロウばかりだったのです。
それに対してヤロウだらけの男子寮学食テーブル。
「おめぇら!腹一杯食えよ!」
「うぃ〜っす」
もう一つのテーブルは3対3でまるで合コンのような配置なのに・・・。まったくもって世の中不公平にできています。仕方がないのでこの不満をバーベキューにぶつけてみました。とりあえず「サザエのフタがはずれない」と言う同席ヤロウのフタを立て続けにはずしてあげました。受け取ってははずし、また受け取ってははずし・・・。端から見ればそれはすばらしく手際が良かったと思います。女性が見たら惚れてしまったことでしょう。と言うわけで、次回は女性のサザエのフタをはずしてあげたいと思います。
「やぁ、マドモアゼル。僕がはずしてあげよう。」
「あらステキ。惚れてしまいましたわ。」
なぁんてね。愛が芽生えたらどうしたらいいでしょう。それを考えると今からドキドキワクワクです。(あぁ、バカちん)



 ゆっくりと休憩を取り、つまらない妄想が煮詰まったところで帰ることにします。ルートは山の中のクネクネの道です。ところがここでバーベキュー席取り合戦の次に大きな失敗をしてしまいました。なんと、ガソリンが無いのです。先頭の早川さんは給油停止をしてくれる気配はなし、されどタンクの中はカラッカラ・・・。仕方がない。止まるか!と言うわけで、急遽自分だけガソリンスタンドに入り給油しました。みんなゆっくり走っているので全力で追いかければすぐに追いつく・・・そう言う計算でいました。そして給油完了。早速ダッシュ!猛スピードでみんなを追いかけます。
途中の「何でも屋さん」の前で。
休憩しながらある人は給油へ。
すると、途中でジャイアンが待っていてくれました。あぁ、なんて優しいんでしょう。そして2人でダッシュ!すると、今度はカトちゃんが待っていてくれました。あぁ、なんて優しいんでしょう。そして3人でダッシュ!・・・結果、3人で道に迷いました。(爆笑)
 こっちかなぁ・・・あっちかなぁ・・・と悩みながらその辺の道を右往左往。結局「たぶんこっち!」と言う道を爆進すると・・・やっとみんなに追いつきました。どうやらみんなも途中で気が付いて待っていてくれたようです。申し訳ありませんでした。
 無事に追いついた後は、そこから少し行った「何でも屋さん」風の店の前で休憩を取ります。すると、今まで閉まっているとばかり思っていた隣のガソリンスタンドが営業中だったことが判明。どうやら「何でも屋さん」に声を掛けてガソリンを入れてもらうシステムらしく、たまたま近所の人が給油に来てそのことがわかったのです。早速ガソリンが心細かったメンバーが給油。バイクのお腹をいっぱいにしてそのままフェリー乗り場に向かいました。

 フェリー乗り場に着くと次のフェリーがすぐに来るとの事。なんてタイミングが良いのでしょう。来る時と同じように揺れるのかなぁ、と楽しみにして乗り込むと・・・全然揺れませんでした。どうやら台風は遙か彼方に遠ざかってしまったらしいです。来るときに蒼い顔をしていた早川さんも帰りは元気。ツーリング中にずっと考えていた「ゲロリン」と言うあだ名は無駄になってしまいました。残念ですが仕方ありません。次回の千葉ツーリングまで取っておくことにします。

 そんなわけで皆様、お疲れさまでした。事故もなく何よりでした。次回のツーリングもまた楽しみましょうね。



人の家に来て終始PS2に熱中するやつ。
「俺のドラテクを見せてやる!」
あ、そうですか。それはどうも。
 さて余談ですが、「帰りの道が混む」と言うことで数人が時間をつぶすため、若旦那の家に遊びに来ました。ジャイアン、キヨ、キヨ彼女、ハルマキの4名です。なぜハルマキ君が時間つぶしなのか、その理由は不明です。(彼の家は若旦那の家からバイクで数分の位置)
その時、キヨの彼女が部屋に入って言いました。「すごぉい!旅館みたい!」・・・それ、どういうことでしょうか。普通の家なんですけど。しかも、洗面台に手を洗いに行った時にはこう言っていました。「すごぉい!朝シャンができる!」・・・・まぁ、できますけど。
北海道娘、なんて素朴でかわいらしいんでしょう。でも自分の友人(男)に似てる事は否めませんよ、念のため。(笑)


若旦那



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