今年のボイスツーリングはずっと天気が悪く、今月のツーリングも心配していました。何しろ前日まで天気予報はいい天気なのに、当日になるとどんどん雲行きが怪しくなるなんて言うのは当たり前でしたから。ところが!朝起きて窓の外を見るといい天気じゃないですか!天気予報も降水確率10%以下とか言ってるし。これなら安心、早速支度をしていざ出発です。今回初参加のご近所さん2人を連れ、R16を一路集合場所の関越自動車道−三芳PAを目指します。しかし走り出してすぐ、あろう事か自分のバイクが見事な排気漏れを起こしてしまいました。見てみるとエキゾーストジョイントがはずれちゃっています。直そうにもガスケットが飛んでしまってどうにも上手く固定できず。仕方がないのでそのまま走ることにしました。まぁ、聞きようによってはハーレーの排気音に似ていなくもないし、走ればOKです。(ぉ
「鶴ヶ島JCTから上里SAまでは自由走行です」とかジャイアンが言ってました。で、本当に自由走行だったのですが、とんでもなかったです。どのくらいとんでもないかというと、・・・書けません。とてもじゃないけど書けません。ご想像にお任せします。(自由走行=爆走) 高崎ICで関越道を降り、みんなそろって榛名山をめざします。市街地を抜け、いよいよ気持ちの良さそうな山間部に差し掛かったところでその事件は起きました。なんと、自分の数台前を走っていたBuellがコーナーを曲がりきれずに突然の大クラッシュ!前廻り一回転半を決め、1mほど下の土手に落ちてしまったのです。
しかしなんてコーナーを曲がれなかったのでしょう?スピードは出ていなかったんですけどね。本人に聞くと・・・「よそ見してました。」だそうです。・・・・う〜ん、ご愁傷様。 Buellの彼はなんとか迎えが来てくれそうだと目星がついたため、他のメンバーはそのままツーリングを続行することにしました。クラッシュ現場から程なく行くと、監事が用意した今回のメインイベント、通称、スペシャルステージ(SS:ゲームやりすぎの感があるネーミング)です。いい感じのコーナーと起伏が連続し、とっても気持ちいいコースだそうです。ところが、すぐ目の前でクラッシュを目撃してしまったリッキーが全然スピードを出せない。なんでも「あまりにも衝撃的で、気持ちが悪い」だそうです。まぁ、本当に目の前での事故だったし、無理もないかな?と言うことで他のメンバーの走りは気にせず、ゆっくり走るようにしました。スペシャルステージをのんびり走る。これもまた楽しいものです。天気が良くてのんびりゆっくり、これもツーリングの醍醐味ですよね?他のメンバーは景色よりもスリルを味わったようですけど。
お店で少し長めの休憩をとり、いよいよ帰りのルートに向かいます。榛名山から関越道の渋川・伊香保ICへ。道はそれなりに混んでいてあまりスピードは出せません。それに加えて程良く一杯になったお腹を抱えた状態。すっごく眠く、ある種の拷問のようでとてもつらかったです。 ICでタンデムのハチとお別れ。お別れの挨拶は追い抜きざまのクラクションです。
途中の上里PAで一旦休憩を取ってから来るときと同じように三芳PAまでは自由走行。行く人はどんどん行っちゃってました。でも帰りはそれなりに混んでいて来るときほどのスピードは出せず、ゆっくりと走ることになってしまいました。(それでも制限速度くらい:笑) そんなわけで帰りは取り立てて面白いことがあるわけでもなく(残念)、大クラッシュがあるわけでもなく(ほっ・・)無事解散場所の三芳PAに到着、解散となりました。 後で連絡がありましたが、Buellの彼は無事に迎えが来て搬送されて行ったようです。掲示板の方に「お詫び」の文章が書き込まれていましたが、「迷惑をかけた」なんて思わないでくださいね。もし良かったら、また一緒に走りましょう。て言うか、ぜひリベンジしてください・・・あ、いや、リトライの間違いです。リベンジ(復讐)はしないでください。
毎度つたない文章に最後までつきあっていただき、ありがとうございました。
レポートを書いたのは、
つたない、きたない、若旦那 (きたなくない。。) |