榛名山ツーリング
2003年10月5日(日)
榛名山をバックに記念撮影。榛名山て、なんでこんなに人工的な姿なの?



今年のボイスツーリングはずっと天気が悪く、今月のツーリングも心配していました。何しろ前日まで天気予報はいい天気なのに、当日になるとどんどん雲行きが怪しくなるなんて言うのは当たり前でしたから。ところが!朝起きて窓の外を見るといい天気じゃないですか!天気予報も降水確率10%以下とか言ってるし。これなら安心、早速支度をしていざ出発です。今回初参加のご近所さん2人を連れ、R16を一路集合場所の関越自動車道−三芳PAを目指します。しかし走り出してすぐ、あろう事か自分のバイクが見事な排気漏れを起こしてしまいました。見てみるとエキゾーストジョイントがはずれちゃっています。直そうにもガスケットが飛んでしまってどうにも上手く固定できず。仕方がないのでそのまま走ることにしました。まぁ、聞きようによってはハーレーの排気音に似ていなくもないし、走ればOKです。(ぉ

前回の人数を見たジャイアン、
沢山の印刷物を作ってきました。
「余っちゃった・・・」
集合場所に到着すると、すでに10名ほどのメンバーが集まっていました。しかし監事のジャイアンはいません。監事たる者、集合時間の30分前には到着し、みんなをウェルカムコーヒーで出迎えるのボイスの掟なのに(嘘)。
高崎ICを出たところ。
料金支払いの待ち合わせ。
とりあえずみんなで他愛のないトリビア的話題で盛り上がっているとやっとジャイアン登場。Buellに乗ったお友達を引き連れてきました。前回に引き続き、今回も初参加の人が何人かいるようです。Buell、BMW×2です。本当はHPを見て参加表明してくれた人も来るはずだったんですが、待てど暮らせどそれらしい人は現れず。40分ほど待って出発することにしました。(もし見てたら、次回は遠慮なく参加してくださいね)

「鶴ヶ島JCTから上里SAまでは自由走行です」とかジャイアンが言ってました。で、本当に自由走行だったのですが、とんでもなかったです。どのくらいとんでもないかというと、・・・書けません。とてもじゃないけど書けません。ご想像にお任せします。(自由走行=爆走)


高崎ICで関越道を降り、みんなそろって榛名山をめざします。市街地を抜け、いよいよ気持ちの良さそうな山間部に差し掛かったところでその事件は起きました。なんと、自分の数台前を走っていたBuellがコーナーを曲がりきれずに突然の大クラッシュ!前廻り一回転半を決め、1mほど下の土手に落ちてしまったのです。
事故現場にて。
必死に連絡を取る本人(しゃがんでいる人)
しかしリッキーはなぜニヤケてる?
走っているときは身軽でも、さすがに土手下に落ちていると重いです。後方グループで走っていたためおおかたのメンバーは先に行ってしまい、少人数でどうやって持ち上げようか、などと考えていると運良くおじさんライダーが現れ、バイクを引き上げるのを手伝ってくれました。引き上げたバイクは一見大した壊れ方はしていないようですが、その実なかなかの重傷です。右側にあるエアクリーナー部は全壊、テールランプはどこかに行っちゃったし、外装も割れ、マフラーまでも破けてしまっています。しかも最悪なのは、エンジンマウント部分(エンジン側)にクラックが入ってしまい、オイルがにじんでいます。本人の怪我は右肩の打撲のみのようですか、これでは自走で帰るのはちょっと危ないでしょう。(エンジンはかかるけど、焼き付いちゃうかも)。仕方なくいろいろなところに電話をして何とかハーレーショップに引き取りに来てもらえることになりました。
しかしなんてコーナーを曲がれなかったのでしょう?スピードは出ていなかったんですけどね。本人に聞くと・・・「よそ見してました。」だそうです。・・・・う〜ん、ご愁傷様。

Buellの彼はなんとか迎えが来てくれそうだと目星がついたため、他のメンバーはそのままツーリングを続行することにしました。クラッシュ現場から程なく行くと、監事が用意した今回のメインイベント、通称、スペシャルステージ(SS:ゲームやりすぎの感があるネーミング)です。いい感じのコーナーと起伏が連続し、とっても気持ちいいコースだそうです。ところが、すぐ目の前でクラッシュを目撃してしまったリッキーが全然スピードを出せない。なんでも「あまりにも衝撃的で、気持ちが悪い」だそうです。まぁ、本当に目の前での事故だったし、無理もないかな?と言うことで他のメンバーの走りは気にせず、ゆっくり走るようにしました。スペシャルステージをのんびり走る。これもまた楽しいものです。天気が良くてのんびりゆっくり、これもツーリングの醍醐味ですよね?他のメンバーは景色よりもスリルを味わったようですけど。


タンデム自転車でお出迎え。
「これで来ました」と
つまらない冗談を連呼してました。
先行する暴走軍団・・・もとい、メンバーを多少待たせて到着したのが今回の目的地、榛名山です。ここで前夜から榛名山でキャンプをしていたハルマキ君と、孤独に別ルートで来ていたハチに合流。なんとハチは奥さんとタンデムで参加です。しかも駐車場の入り口までタンデム用の自転車でお迎え。なかなか笑えて良かったです。
昼食を食べた土産物屋。
残念ながら、ワカサギの写真は撮り忘れました。
おりしも時間はちょうど12時半、まさにお昼時まっただ中です。そろって近くの土産物屋に入り、昼食を取ることにしました。メニューは当然「ワカサキ」系でしょう。メンバーのほとんどがワカサギ定食とかワカサギうどんとかを頼んでいました。しかもメニューにワカサギの文字が無くてもワカサギが入っていたりして、さすが名産地(?)だなぁと実感しました。その味は、生臭くなく、淡泊でなかなかの味。フリッタになっていてとてもおいしかったです。真冬に氷に穴を開け、釣ったワカサギをその場で天ぷらにしたらさぞおいしいんだろうなぁ、などと考えてしまいました。


お店で少し長めの休憩をとり、いよいよ帰りのルートに向かいます。榛名山から関越道の渋川・伊香保ICへ。道はそれなりに混んでいてあまりスピードは出せません。それに加えて程良く一杯になったお腹を抱えた状態。すっごく眠く、ある種の拷問のようでとてもつらかったです。 ICでタンデムのハチとお別れ。お別れの挨拶は追い抜きざまのクラクションです。
三芳PAでの解散風景。
とりあえず、無事に帰れますように。
自分はとりあえずサインを送っておきましたけど、わかってくれたのでしょうか?
途中の上里PAで一旦休憩を取ってから来るときと同じように三芳PAまでは自由走行。行く人はどんどん行っちゃってました。でも帰りはそれなりに混んでいて来るときほどのスピードは出せず、ゆっくりと走ることになってしまいました。(それでも制限速度くらい:笑)

そんなわけで帰りは取り立てて面白いことがあるわけでもなく(残念)、大クラッシュがあるわけでもなく(ほっ・・)無事解散場所の三芳PAに到着、解散となりました。
後で連絡がありましたが、Buellの彼は無事に迎えが来て搬送されて行ったようです。掲示板の方に「お詫び」の文章が書き込まれていましたが、「迷惑をかけた」なんて思わないでくださいね。もし良かったら、また一緒に走りましょう。て言うか、ぜひリベンジしてください・・・あ、いや、リトライの間違いです。リベンジ(復讐)はしないでください。


三芳PAで見つけたライダー。
犬もちゃんとゴーグルしてます。
この格好で高速道路を走るそうです。
すげぇ!
以上、10月のツーリング報告でした。
毎度つたない文章に最後までつきあっていただき、ありがとうございました。


その他の写真
自分の写真は恥ずかしくて載せられません(^_^;


レポートを書いたのは、
つたない、きたない、若旦那
(きたなくない。。)
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