今回の目的地はココ、柳沢峠茶屋。

奥多摩と
麦トロめし

2007年5月13日(日)


今年二回目のボイスツーリング。

集合場所は橋本五差路近くにあるサークルKの駐車場。
朝のミーティング。
少数精鋭。いかつい面々。
天気はまずまずで、ボイスのツーリングが2回続けて好天に恵まれた。
前回のツーリングは大人数で賑やかだったけど今回は・・・と思っていたら案の定、参加者はショボショボの合計7人。でも、お見送りで中根さんと矢沢さんが登場。
そんな二人を見てハルマキ君の言った言葉は「イカツい人ばかりだなぁ。」だったのが、なんとも印象的。


8時45分を過ぎた頃、いよいよツーリングの開始。隊列を組んでまずは奥多摩方面へ。
国道を行くとつまらないので、通るのはやっぱり裏道。道幅は広くないけれど空いているし、信号はあまりないし、目に入る新緑が「これぞツーリング」と言った感じを醸し出してくれる。
途中、40km/hで走るツーリングに遭遇。軽くパスしたけれど「本当のツーリングはこういう物なのか。」と軽くショックを受ける。もしかしたら、ボイスのツーリングはスピードを出し過ぎか?40km/hの道を70km/hで走るのは、法律に違反するのか?(違反する)
恐る恐るメンバーに聞いてみると、「あの人達は、遅すぎ。」とのこと。とりあえず安心した。

武蔵五日市の駅をかすめていざ奥多摩の山の中へ突入。
檜原街道を走っていると、いつの間にか出てしまうスピード。しかも後ろからハルマキ君がピッタリくっついて来るとなればそれも仕方のないことだ。(悪いのは自分じゃない←まるで中学生)
奥多摩周遊道路を走る頃には他のメンバーがついて来ない事など忘れ、必死になっている自分がいた。にも関わらず、後ろから平気な顔で煽ってくるハルマキ君。そんな彼に軽く殺意を覚えた事はココだけの秘密だ。(ココだけ?)

奥多摩湖脇の駐車場で休憩。小僧とユーノスのオンパレードでそこはまるでお祭り騒ぎ。

幸い飛んでしまうこともなく、奥多摩周遊道路を無事に完走。駐車場で休憩を摂ることにする。
駐車場で開口一番「いつになったら休憩なんだ。」(byデューク更家)と文句を言われた。年寄りはこまめに休憩を摂らないといけないらしい。
そんな駐車場にはオーナーズクラブの集まりか何なのか、何台ものユーノスがゴロゴロ。そして、それ以上に峠の小僧たちがウジャウジャ。
何度も往復して走る小僧のバイクに「あのバイク、さっきも居たね。」とか言いながらマッタリしていると、「キキーッ!」と言うブレーキ音。振り向くと、小僧のバイクに自転車ツアラーが轢かれそうになっていた。自転車が安全確認をしないまま道を横断しようとしたようで、これは自転車の方が悪いかな?と言った感じ。でも、道交法ではバイクが悪くなるんだろうね。

20分ほど休憩して、本日の目的地である柳沢峠へレッツゴー。青梅街道を大月へ向けて走る。
奥多摩湖付近では多数の車に阻まれるも、奥多摩湖から離れれば車の陰は少なくなり、いつの間にか出てしまうスピード。結局、到着したのは予定よりも随分早く、11時半だった。

柳沢峠には沢山のバイクヤローがウロウロ。そんな彼等を横目に見ながらいざ店内へ。窓のない食堂で、目的の「麦トロめし」を頼む事にする。
柳沢峠茶屋全貌。
国道のすぐ脇に、鎮座する。
が、メニューにそそられる一品を発見。それは、麦トロめしと山菜そばが一緒になったセット。値段も麦トロ飯が900円なのに対してセットは1200円。300円追加で山菜そばも食べられると言う、美味しい上に美味しいセットの発見に沸く一同・・・もとい、自分一人。大きな期待を胸に、当然セットを注文した。
「うめぇ、うめぇよぉ。」
とハルマキ君。
待つこと数分。出てきたお盆には、小振りになった麦トロ飯と山菜そばが乗っていた。
麦トロ飯を目的にココへ来たのに、その目的の物が予想外の小振り。その予想外ぶりに、ソフトバンクもビックリだ。
なんともやりきれない気持ちで目の前真っ暗。しかし後悔しても始まらない。ここは大人な態度で「おいしね!」と頂きました。
(正直な話、900円で麦トロを食べて300円でソフトクリームを食べれば良かった。)
単品の麦とろめしとセットの麦とろめし。
セットの方が豪華に見えるが、麦とろの小ささはいかんともしがたい。

お腹は一杯になったけど、胸にはぽっかりと穴が開いたような気持ちで昼食終了。店の前でしばらく休憩してから帰路に就く。
青梅街道をそのまま大月まで走り、国道20号に出て本日最初の給油。しかし、ここへ来て先ほどの昼食の副作用が発症。信じられないくらいの眠気が意識を奪う。雪山で遭難するとこんな感じかもしれない。(いや、たぶん違う。)
寝てはいけない。寝たら死ぬぞ!お互いの頬を叩きながら、仕方なくスタンド近くの道の駅でビバークを決行する。
「やばいっス。眠くて遭難しそうっス。」
「バカモンッ!
 歯を食いしばれ!足を踏ん張れ!」
「隊長!大変です!セローのタイヤが
 ブロックになっています!」
「なにぃ!?それは一大事だ!」

ビバークの効果か、意識は20分ほどで回復。
20号を経由してお気に入りの「20号の裏道」へ侵入。路面はキレイで道幅も適当。センターラインは白破線となれば、弥が上にも出てくるスピード。でも、いい感じであまり早くない車を追い抜いたら「チッ!」と言う顔をされた。
とりあえず、「ごめんね」とサル並みに反省をする。
20号の裏道でしばし休憩。
「隊長!こんなでっかいうんこがあります!」
「・・・へぇ。」
「ホントーです!ホントーにあるんですっ!」
「・・・あ、そう。」

しばらく走っていると「トイレに行きたい」と言い出すデューク更家。年寄りはトイレが近いから始末が悪い。
「このまま行くと、
 死の淵に迷い込んでしまいます。」
「う〜ん、仕方がない。
 今日の探検はここまでにするか。」
仕方なく、国道413号まで出た所にあるコンビニでトイレ休憩を摂る事にする。
雑談をしながら「解散は厚木の予定です。」と言うと、周囲に流れる微妙な空気。どうやら厚木で解散はお好みではないらしい。
相談の結果「じゃあ、この場で解散。」と言うことになった。なんとも行き当たりばったり・・・いや、臨機応変だ。


解散場所で記念撮影。


と言うわけで、なんとも臨機応変なツーリングになってしまいました。まぁ、楽しかったので良しとします。

みなさまお疲れさま。また次回、楽しみましょう。

走行距離
190km
(ドアtoドア 320km)
参加人数
7人
ルート





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