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細長い由比港に立つ掘っ建て小屋・・・もとい、かき揚げ丼屋さん。 漁師さんの奥様方で経営なさっているそうです。 雰囲気は、海の家っぽいかも。。。
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由比港の
桜エビかき揚げ丼
2007年8月5日(日)
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前回に続き、ハルマキ君と待ち合わせ。 力強いピースは何か意味があるのか?
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今年に入って既に5回目のボイスツーリング。
そろそろ雨に降られるだろうと思っていたのに、見上げた空には雨の気配は感じられません。しかし湿度が高く、朝の7時だというのにすでに汗が滲むほどの暑さです。
「目的地は涼しい所にすれば良かった。」と思っても後の祭り。ダラダラと身支度を整え、ハルマキくんと待ち合わせをして集合場所の西湘PAへ向かいました。
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蒸し暑い西湘PA。 ツーリングじゃなくて、海水浴をしたい。
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西湘PAには集合時間の30分前に到着。
「ちょっと早すぎたかな?」と思いましたが、すぐに参加者が集まりだしました。いつもなら集合時間を過ぎてから来る人間が多いのに、集合時間の8時半には参加者の全員が集まってしまいました。
簡単にミーティングを済ませ、まずは箱根を目指します。
「箱根は、久し振りに旧道で。。。」と思っていましたが、排気量規制があるらしいのでそれは断念。新道で上がることにしました。
あまり混んでいない新道を走っていくと、標高が高くなるにつれて少しずつ気温が下がってきました。さすがは近場の避暑地、箱根です。しかし、同時にだんだんと視界が悪くなります。湿度の高さが霧の発生につながってしまっているようです。
新道を出る頃には気温はすっかり下がり、西湘の暑さとは全く違う涼しさにホッとします。峠近くの駐車場にバイクを入れ、少し休憩を摂ることにしました。
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涼しくて快適な箱根。 ガス欠の中根さんはまだ来ていません。
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駐車場に入ってみると、中根君がいない事に気が付きました。
心配になって彼に電話を入れてみると、新道の途中でガス欠になってしまったとのこと。西湘BPを降りたらどこかで給油をしようと思っていたのに、直接新道に入ってしまったために給油が出来なかったらしいです。結局、600円を使って箱根新道を1往復半走り、給油&新道を楽しんだそうです。新道を1往復半も走るなんて、よっぽど新道が好きなんですね。(笑
涼しい箱根でしばらく休憩をしたら、いよいよ静岡側に下ります。次の目的地は富士道の駅です。
R1を順調に下ると、どんどん上がってくる気温。三島まで下りてくると、あたりはすでに陽炎が立つほどの猛暑に包まれ、それに加えて周囲の車の熱で頭がクラクラしてきます。しかも沼津あたりでは恒例の渋滞。すり抜け地獄となってしまいました。
・・・で、すり抜けを繰り返していたら、信号で止まるごとにシグナルグランプリになってしまいました。気が付くと、一番後ろを走っているはずの佐々木さんまで参加しています。彼には一番後ろでみんなのフォローをお願いしていたはずです。にも関わらず一番前にいるなんて、根っからの徒競走好きなんですね。困ったモンです。(笑
ダラダラの渋滞を抜けた後は高速道路と間違えるほどのハイスピード走行。(自分たちだけではなく、周囲の車も、です。)沼津を抜けた後はそれほど時間がかかることもなく、富士道の駅に到着しました。
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地獄のような富士道の駅。 そこの蒸し暑さは、臨死体験ができるかも?
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しかしそこはトラックが行き来する、日陰もほとんどない、休憩するにはあまりにも環境が悪い場所でした。早々に身支度を整え、目的地の由比港を目指して出発してしまいました。
由比港は富士道の駅から15分程度。1号バイパスを走り、由比町に入ってから最初にある信号を左折した所です。
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由比港に到着。 ハラヘリヘリハラで かき揚げ丼が楽しみです。
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信号を曲がるとすぐに見える桜エビのオブジェ。その脇を抜けて細長い港の中にある掘っ建て小屋のような店舗が今回の目的地、桜エビのかき揚げ丼の店です。漁師の奥さんたちがやっているお店だそうで、掘っ建て小屋なのがいかにもな雰囲気です。
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お店は意外に空いています。 シーズン中はとんでもないらしい。
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「大盛りも同じ値段よ。」 当然、大盛りを頼みます。
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桜エビのシーズンだと長蛇の列でなかなか食べられないらしいですが、今回はオフシーズンなので人はまばら。15人の人間がいきなり行っても簡単に座れる状態でした。
早速、桜エビのかき揚げ丼を注文します。
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「アツアツよぉ〜ん。。」 かき揚げが?あなた達が?
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かき揚げ丼、みそ汁付き。 みそ汁は100円です。(桜エビ入り)
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「大盛りも値段は同じよ。」のおばさんの声に、当然大盛りを注文。出てきたスチロール製のどんぶりにはぎっしりのご飯と2枚のかき揚げが入っていました。肝心なお味の方は・・・うまいっ!!
しっかりとしたエビの味と、サクサクとした歯ごたえ。桜エビのかき揚げがこんなに美味しい物だとは知りませんでした。ハッキリ言って「桜エビなんて。。。」と思っていたので、これはうれしい誤算です。大盛りのご飯と共に、汗びっしょりになって食べてしまいました。(ちなみに、汗びっしょりなのは自分だけでした。なぜ?)
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エアコンの効いた場所で休憩。 「生き返るゼ!」とは正にこのこと。
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さて、全員の食事は終わりましたが、由比港には休憩できる場所はありません。そこで来た道をそのまま戻り、富士道の駅の上り線で休憩することにしました。
午前中に寄った下り線側とは違い、こちらにはクーラーの効いた休憩室がありました。ジュースを飲んだりアイスを食べたりしながら30分ほど休憩し、帰路に就きました。
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霧でとっても視界が悪い。 ちなみに、この状態は大分マシな方です。
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帰りのルートは、富士山の南側を周りながら裾野方面を目指します。
標高がだんだん高くなるに従い、少しづつ下がってくる気温。そしてよっぽど湿気が多いんでしょう。またもや霧が出てきました。霧は大分濃く、前を行く車のテールランプを頼りにゆっくりと走る事になりました。途中、霧の中で細かい雨に降られましたが特に大雨になることもなく、裾野に着く頃には霧も雨も無くなっていました。
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裾野の岩波駅近くのコンビニ。 裾野でも十分涼しくてうれしいです。
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裾野のコンビニで休憩を摂り、細くうねった道を上がって解散場所の芦ノ湖へ向かいます。
標高が高くなるに連れ、本日3度目の濃い霧が発生。さすがに3回目なのでもう慣れっこです。難なく芦ノ湖に到着し、ちょっと寒いような湖尻で解散となりました。
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湖尻で解散。 風が強くて、ちょっと肌寒いかも。。。
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下界と天界では気温が全く違う今日のツーリング。
真夏のツーリングは、やっぱり標高の高いところへ行くのがいいですね。
(なんとかと煙とか言わない。)
走行距離 |
270km
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参加人数 |
15人(13台) |
ルート |
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