清泉寮のブリッジショップから見た景色。秋の気配がムンムンです。
ムンムンは表現方法が間違えているか!そうか!

清里で
カレーだ!
2008年11月2日(日)


若旦那レポート


ついに今年最後のボイスツーリング。
本日の目的地は清里。そこにある「ヴィラ・アフガン」で、美味しいカレーを食べてやろうと言う企画です。しかも清里まで行く道は走ったことがない「クリスタルライン」。ツーリングマップルでは「お勧めルート」として掲載(10年前の地図)されていて、なんだか期待してしまいます。
空いてそうな藤野PAだったけど、
連休中で混み混みです。

家を6時ちょっと前に出て途中で給油。3連休の中日で車が若干多い中央道に相模湖ICから入ってすぐ、集合場所の藤野PAに到着しました。
すでに到着していたクロさんと話しながら、ぼちぼち集まり出すメンバー数人。その中でごそごそと工具を取り出す吉田さん。ライトが点かないらしいです。見てみると、HIDのケーブルがコネクタ部分でプッツリ切れていました。
コネクタの根っこからプッツリ。
高電圧ケーブルなので、ほっとけない。
「僕、帰ることにしました。」
お見送りとなってしまった吉田さん。

さすがに高電圧のケーブルをそのままにするわけにもいかず、絶縁テープで巻いて応急対処。しかしツーリングにこのまま参加するのは心配と言うことで、そのまま帰ることになりました。

結局、本日の参加者は一人減って9人。「参加します」と表明してくれた野添さんが来ていませんが、20分過ぎたので出発。さらに混んできた中央道を抜け、一路勝沼ICを目指します。

クリスタルライン案内図。
良いルートに見えるけど。。。

勝沼ICを出て塩山市内で給油。そしていよいよ本日のメインイベント、クリスタルラインに突入です。わくわくしながら入っていくと、それなりのカーブとまぁまぁの路面。ちょっと細いけどなかなか楽しめるルートです。

オレの水筒が!
オレの水筒がぁぁぁっっ!!

しかし、調子に乗って走っていると後ろで何かの音がしました。「何かなぁ?」と思っていると、すぐ後ろにいた石井さんがいません。他のメンバーに聞くと、落とし物を拾いに戻ったらしいのです。
「いかんなぁ。落とし物は後ろの人たちに迷惑ジャン?」と思っていたら、落としたのは自分の水筒でした。ホント、申し訳ないです。後ろの人たちに迷惑です。

後の方に見えるのは、琴川ダムかな?
地図には名前が無いみたい。。
クリスタルライン最初の分岐。
ここを左折して焼山峠へ向かいます。

無事に水筒を回収(してもらい)焼山峠へ。ココまでのルートは順調で、なかなか楽しいです。このまま楽しい道が続けば・・・と思っていたら、そうは問屋が卸さない。乙女高原の分岐から道が急に狭くなり、やがて路面は所々に穴、側溝のふたが道の真ん中ではずれている、砂だぁ、砂利だぁ、川がある〜なんて状態が目白押し。木賊峠(とくさとうげ)を経て増富温泉に着く頃には、路面の荒れっぷりにみんな無口になっていました。企画者として(ちょっとだけ)反省。ごめんね、こんな道で。。。
ここが焼山峠。
ここから先に、地獄が待っている。
何度目かの分岐にて。
とんでもない路面。ここはまだまし。
通過中の増富温泉付近。
木々の色づきが良い。

無口のまま温泉の先にある塩川ダムで休憩。すると「この時間だと、カレーは無理だね。」と言われました。どうやらアフガンはすげぇ混むらしく、開店前から予約表に名前を書かないと入れないらしいのです。
すでに時間は11時過ぎ。いくら何でもこの時間から行ったのでは・・・と言うことです。

・・・知らなかった。どうしよう。。。

塩川ダムに到着。
ただひたすらに、無口です。
塩川ダムは、ちょっと緑。
増富温泉の方がキレイでした。

するとそこへ携帯が鳴りました。
電話の主は、参加表明しながら集合時間に来なかった野添さん。みんなを必死で追いかけ、いつの間にかヴィラ・アフガンに着いてしまったらしいです。
この好機を逃す手はありません。すぐに「予約表に10人って書いて!」とお願いをし、電話を切りました。これでたぶん、カレーを食べることが出来るでしょう。持つべき物は、遅刻しながらも役に立ってくれる友ですね。

ヴィラ・アフガンの外観。
アフガンだけど武装はしていません。

しばらく休憩をしてからヴィラ・アフガンへ向けて出発。塩川ダムからの道も相変わらず穴だらけ、砂だらけでスピードは出せません。何とか清里に到着し、国道に出た時は「やっぱりオンロードは良いね。」なんて思ってしまいました。クリスタルライン・・・ホントに侮れないルートでした。


ヴィラ・アフガンの入り口。
お客さんがいっぱいです。
奥の方に野添さん発見。
居心地が悪そうです。
ヴィラ・アフガンに着くと、聞いていた通りにお客さんはいっぱい。その脇を抜けて店内に入ると、奥の方にぼーっとしている野添さんを発見しました。「どうですか?」と聞くと、ほとんどお客さんがはけていないとの事。無事に予約は出来たけれど、カレーにありつけるのはまだ先のようです。
結局、馬鹿話やクリスタルラインの話などをして待ち続け、やっとテーブルに呼ばれたのは自分たちが到着してから1時間半後でした。(野添さん到着から2時間半)

店内は木を中心とした作り。
しかも、装飾品が沢山。
「うへぇ、腹減った。」
うん、減ったよね。腹ぺこだよね。
ユウさん、お疲れ?
老けて見えるよ?
店内はこぢんまりとしていて、壁に掛かった鹿の剥製やなんだか解らない小物でいっぱい。それでも散らかっていると言う印象は無く居心地が良く感じるのは、それなりに考えた小物たちなのかもしれません。
メニューのカレーにはいろいろな種類があり、全てに辛さを指定できます。ライスの量も普通、中盛り、大盛りと選択できるけれど値段は一緒。大盛りのみ残すと100円の罰金だそうです。
お勧めのカレーはベーコンエッグカレーだそうで、さて量は・・・と思ってすでに食べ始めていたクロさんを見ると「大盛りでもたいした量では無い?」と見えたので大盛り、超辛で頼んでみました。

二宮さんは「小」。
うん、これでは少ないな。
クロさんは「大」。
なんだ、大した事ないね。
ぐはぁっ!?でかいっ!?
スケベっぽい装飾はユウさん作。
出てきたカレーを見て即、後悔しました。体がデカいクロさんのを参考にしたカレーは相対的に小さく見えたけど、絶対的にはやっぱり大盛りだったのです。
お腹がいっぱいに感じる前に食べなければ負ける。そう思って必死にかき込みます。その時「カレーは飲み物です。」って言っていたウガンダの顔が浮かんだのは言うまでもありません。
必死に食べ続け、そしてなんとか完食。普通以上にお腹はふくれたし、味は良かったし、また来ても良いなぁと思えるカレーでした。
でも、次回はせめて普通の辛さにしようと思いました。

さて、せっかく清里まで来たのですから、有名な清泉寮のソフトクリームも食べなければいけません。牧場の方の清泉寮は混んでいるはずなので、ちょっと空いている「ブリッジショップ」へ向かいます。それでも駐車場はいっぱいで、バイクを停める場所にも苦労するほどです。なんとか場所を見つけてバイクを停めて購入したソフトクリームは、ちょっと黄色っぽくていかにも美味しかったです。
清泉寮のソフトクリーム。
紅葉よりも、ソフトだね。
紅葉をバックに記念撮影。
紅葉とは比べようもなく、むさ苦しい。

無事にソフトクリームも食べたし、記念撮影も無事終了。帰りはちょっと混んでいる八ヶ岳公園道路を南下して、小淵沢のICを通り過ぎ、長坂ICから中央道に乗ります。中央道は来るときとほぼ一緒で、多少混んでいてちょっと走りにくいです。
とりあえず双葉SAで休憩を・・・と思ったら、「ココで解散でしょ?」と言われてしまいました。どちらにしろ後は中央道を行くだけなので「それじゃぁ・・・・」と解散。なんとなく名残惜しい(自分だけ?)ですが、無事に11月のツーリングは終了となりました。

小淵沢IC近くにて。
双葉SA到着。
ハイ、解散です。
おみやげを買う野添さん。
家族思いですねぇ。


3連休の中日だったので、高速も清里(の一部)もそれなりに混んでいました。でも、天気が良くて気持ちの良い一日でした。やっぱりツーリングは、天気が良いのが一番ですね。
皆様、お疲れ様でした。また一緒に走りましょうね。(もうちょっと、走りやすい道で:笑)





・・・さて、2日後。

リーダーのささきさんから電話がありました。

ささき「石井さんがバイクで事故ったらしいよ?」
オレ「通勤中の事故ですか?」
ささき「違う違う、ツーリングの帰り道に事故ったらしいよ。」
オレ「えぇ!?ツーリングの帰りって、一昨日の話ジャン?」
ささき「帰り道にトラックとぶつかって、そのまま救急車で運ばれたんだって。やっと今日、電話が出来るようになったらしいよ。」

鎖骨ポッキリ、肋骨2本ポッキリ、肩胛骨は複雑骨折だそうで、起きるのも大変なのかなぁ・・と言う様子です。そんな中、彼はささきさんに「パンツと歯ブラシを買ってきて欲しい。」とお願いしたそうです。すぐに出られないささきさんは、より病院に近い自分に電話してきた・・・と言う流れです。

ささき「ボクサータイプのMサイズを2枚と、歯ブラシ1本ね。」
オレ「了解しました。買って行きます。」
ささき「石井さんの好みは派手な色だから。赤とか黄色とか、そう言う色が良いよ!」
オレ「え?マジですか?そんな色で良いの?」
ささき「入院中は気が滅入るから、尚更そういう色が良いんだよ!」

そうかなぁ?でも、本人の好みなら仕方がない。と言うわけで、ユニクロでパンツを買って行きました。
病院に到着すると、石井さんは他の処置で病室には不在。仕方なくパンツをベッドの上に置いて帰ってきました。

その日の夜。ささきさんに石井さんから電話があったそうです。

ベッドの上でピースサイン。
もしかして、元気なの?
石井「パンツ、ありがとう。でも、なんであの色なの?」
ささき「あぁ、あれね!若旦那の趣味だよ!!」
石井「・・・・あぁ、どおりで。。。。」

オレの趣味って、なに!?
「どおりで」って、どう言う事!?

ささきさん、一度に二人を陥れましたね!?




走行距離
210km(集合-解散)
475km(横須賀ドアtoドア)
参加人数
10人(10台)
(10-1+1)
走行ルート





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