二度上峠付近から見える浅間山。なんとも雄大でキレイです。
この写真はgoogleに登録されている二度上峠付近の写真をいただきました。



軽井沢と嬬恋を
縦横無尽に
走ってみよう
2009年6月7日(日)


写真はクリックすると大きくなります。



一週間前は降水確率が80%であきらめていた今回のツーリング。2日前から突然回復して、当日には降水確率10%でうれしい天気予報になってしまいました。逆に暑くなりそうでちょっと心配ですが、今回のツーリングは避暑地で有名な軽井沢方面。ウキウキしながら出かけました。


横須賀組は某所に集合してまずは記念撮影。石井さんが若干眠そうですが、それもそのはず。集合時間はちょっと早めの朝5時半です。今回初参加の女性1名と、いつもの女性を交えてのんびり集合場所に向かいます。



環状2号、第三京浜と経由して集合場所の関越道・三芳PAに到着。そこにはすでに何人かのメンバーが集まっていて、ホームページから参加表明してくれたすーやん(写真では隠れてる?)と、飛び入り参加のもりたさん(左から4人目)もいました。
簡単に朝のミーティングをして、一路、富岡ICを目指して関越道を北上します。



ミーティング中に電話を受けたクロさんと途中の高坂SAで合流。
無線で軽く挨拶をして走り続けると、嵐山PAのガードレールに腰掛ける人影を発見。単独事故かと思ったら、その人は自分たちの姿を見てあたふたとPA内に戻って行きました。そして、PAから飛び出してくる一台のバイク。それは、我々の通過を待ちわびていた蜂谷さんでした。「よぉ〜っ!」とジェスチャーで挨拶し、今回のツーリングは合計15人となりました。


途中で女性二人が上里SAに入ってしまうと言うアクシデントがありましたが、とりあえず富岡ICに到着。


しかし今度は、白ブサさんがETCゲートでもめています。ETCのバーが開かなかったのに、システムを確認するとすでに課金済みという怪奇現象が発生したらしいです。目に見えないシステムって言うのはホント、訳がわからんです。




インターを下りてまずは給油。そして水分補給の為に生協の駐車場で休憩です。ここから松井田妙義、地蔵峠、二度上峠を経て北軽井沢を目指します。



地蔵峠の道はなかなかタイトで路面も荒れ気味。あまりスピードを出さずに走行しました。
小休止をしてから、いよいよ二度上峠へ向かいます。



前半はコーナーも大きめで開けた道。自然とスピードも出てしまいます。


しかしそれも峠が近づくにつれてタイトなコーナーの連続になり、視界も狭くなってきます。そして峠を過ぎる頃になると、いきなりの浅間山がそびえていました。眼下に広がる景色は初夏の雰囲気を醸し出していて、避暑地というのにぴったりの風景でした。
ゆっくりのんびり走りながら、北軽井沢のコンビニで休憩することにしました。



北軽井沢と言ってもそれなりに暑い。みんなでアイスやジュースを食べながら休憩していると、「追いついた!」と岸野さん登場。「ガソリン入れてくるね!」と勢いよく飛び出していく彼の背中を見て、初心者の女性に「あんな風に走らなきゃ。。」と冗談を言いながら待つこと数分。そろそろ戻ってくると思ったその時、向こうの方で事故の音が聞こえて来たのです。






誰かが「岸野さんだ!」と叫びました。
確かにゆっくりと倒れていくそのバイクは、紛れもなく岸野さん。交差点を直進中、安全確認をせずに飛び出した軽自動車に突っ込んでいました。




「大丈夫!?」と駆け寄る自分たちに、「腕、折れたかも。。。」と絞り出すように言う岸野さんは、青い顔をして大分痛そう。




すぐに現役ナースが氷を買いに走り、ふらつく岸野さんを木陰に寝かせて応急処置。そうこうする内に、救急車と警察が到着しました。


救急車に入れられる岸野さん。搬送されるのは事故現場から1時間ほど離れた総合病院でした。ユウさんとクロさんが付き添い、残った人間は現場検証に立ち会います。


事故の相手は「ここでぶつかったんだよ!」といい加減な場所を指さし「オレはほとんど曲がりきっていた。」と、これまたいい加減な証言をしています。
対するこちらは「そんな方じゃない。」と見たままを言い「ぶつかったのは、車が交差点に進入してすぐだった。」とこれまた見たままを言います。



警察官は、事故当事者の仲間と言うことであまりまじめに聞いてくれていないようですが、現場検証は延々と続きます。そのうち「事情聴取をしますから。」と自分はワンボックスの中に入れられてしまいました。これは時間がかかると思い、他の人たちは一足先にどこかで昼飯を食べてもらうようにお願いし、自分はワンボックスの中へ入りました。




白黒パンダのワンボックスの中。まるで、飲酒検問で捕まった交通違反者の心境です。悪い空気を一掃する意味も込めまして、車内に置いてあった小道具を使ってちょっとジョークを。。。

警察官 「えぇ〜っと、それじゃあお聞きしますけど。。。」






若旦那 「なに!?君はこの私が悪いというのかね!?」



警察官 「・・・帽子、返してくださいね。」



若旦那 「本官は何も悪いことはしていないぞ!なんだね、チミは!」



警察官 「・・・いい加減にしないと窃盗容疑で逮捕しますよ。。」



若旦那 「・・・ごめんなさい。。。」


と和やかに事情聴取は終わり、そこそこの時間で無罪放免となりました。
(ホントはすごくフレンドリーな警察官でした。)



すぐに先行する本体を追いかけます。幸い近くの手打ちそば屋さんに入っていたのですぐに合流することができました。


「すごいプレッシャーだよ!」と良いながらも蜂谷さんが見つけてくれたのは、良い感じのそば屋さんでした。軽井沢だからさぞお高いだろうと思っていたけど値段は手頃。店内もキレイで何より美味しかったです。そして量もかなりあり、お腹いっぱいになりました。

手打ちそば「みのり」
もりそば 790円
ざるそば 840円
山菜の天ぷら 730円







さて、ここから予定のコースを走ってしまうと時間がかかりすぎてしまうので、このまま帰路につくことにしました。まずは中軽井沢を目指し、碓氷バイパスを通って釜めしのおぎの屋へ。さすがに食べる人はいませんが、何人かがおみやげに釜めしを買っていました。






高速道路は来るときに通った富岡ICから乗ります。

ここでまた白ブサさんがETCエラーというプチアクシデントを起こしながら、ゲロ渋滞の関越道を走って解散場所の嵐山PAへ。多少へろへろになりながら、今回のツーリングは終了となりました。




題名のような「縦横無尽」には走れなかったけど、遠くまで、しかも避暑地の軽井沢まで遊びに行けたのでまぁまぁのツーリングだったかな?




解散してからゆっくりと東京へ向かうと、練馬の料金所を出る頃には辺りは真っ暗。そして家に着いたのは、夜の10時近くなっていました。高速道路を多用したとはいえ、やっぱり群馬は遠いですね。次回はもうちょっと近いところが良いのかも。。。


そして何より、事故がないようにしたいモノです。


パンツを持って笑っている場合じゃないですよ。。。



参加人数
16人
トラブルなど
事故1台
走行距離
275km(集合-解散)
495km(横須賀から)
走行ルート


もりたさんが撮ってくれた
アルバム



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