いちご狩り
ツーリング

2003年4月6日(日)
天気サイコー、桜満開、富士山くっきり。
すばらしいツーリング日和です。
で、この写真は実はちょっと修正が入っていたりします。わかる?


今年最初のツーリング。

皆様、お元気でしたでしょうか?ついに四月、「ツーリングクラブ ザ・ボイス」の季節がやって参りました。と言うわけで第一段は、ボイス恒例「韮山イチゴ狩りツーリング」でありますです。


集合早々ブレーキパットの交換。
「ちゃんと整備してこいと言っただろ!
グランド3周してこいっ!」
さて、ツーリングが行われたのは4月6日(日)。前日の天気は満開になった桜を根こそぎ吹き飛ばすほどの「嵐」だったにもかかわらず、一夜明ければとってもいい天気。まさにツーリング日和です。
今日の諸注意。
「みなさん安全に。」
うきうきしながら集合場所の西湘PAにいくと、すでにおおかたのメンバーは集まっていました。参加者の総勢は25人。見送りの宮本さん(自称漁師)を入れれば26人と言うなかなかの大人数です。まずはミーティング。いつもならそれぞれのペースに合わせて「うさぎ」「かめ」「かるがも」の3チームに分かれて箱根を登りますが、「今回はみんな一緒に仲良く走るよぉ〜ん」と言う事になりました。全員一列になりPAを出発、第一休憩ポイントの大観山を目指しました。


渋滞中の箱根新道入り口。
他のグループともごっちゃになって、
渋滞はさらにひどくなるぅ。
途中、箱根新道の入り口に付いた時にふと思ったのです。「みんなが走っている姿ってほとんど撮ったことないんだよなぁ。そうだ。新道を走るみんなの写真を撮ろう。」と言うわけで、料金所でみんなが渋滞しているすきにちょっと早めにスタートし、みんなの写真を撮ることにしました。所が、です。自分よりも先に走り出すKLXが居たのです。「あ・・・写真を撮りたいのに・・・」と思いながら追いかけます。
やっとの思いで撮った写真。
リッキーごめんね、半分です。
しかし、どんどんスピードを上げるKLX。「ちょっと待って。写真・・・」しかし、彼に聞こえるはずもありません。それどころか「けっ!ついて来られるものなら来てみな!」彼の背中は明らかにそう言っているのです。ハングオンまでして、見るからにバトルモードです。「違うんだよ。写真を撮りたいだけなんだよ!」疑いを晴らす為、そして無用な争いを避けるため、一生懸命追いかけます。しかしこちらの気持ちはお構いなし。「てめぇ、遅いんだよ!」また彼の背中が挑発して来ます。「だから・・・違うんだよぉぉぉぉっ!」必死で追いかけます。こっちはすでに泣きそうです。
その時、さらに悪いことが起きました。背後から異様な殺気を感じたのです。ミラーを見ると・・・・黄色いブラックバードが、シールドの奥に不吉な笑いを浮かべて張り付いています。「ゴルァ!のろま!早く行かねぇと轢いちまうぞ!」シールドの奥で、明らかにそう言っています。
だんだんと車が渋滞してきました。
どうやら大型トラックが居たようです。
「違うんだ!俺は写真を撮りたいだけなんだぁぁぁぁ!」死にもの狂いで走ります。「写真なんだ。写真を撮りたいんだぁぁぁぁっ!!」ついに、心の叫びが声に出てしまいした。しかしその声は自分のヘルメットの中に響くだけ。ヒートアップした二人には届きません。それどころか、「の〜ろ〜ま!の〜ろ〜ま!」と、二人の合唱が聞こえてくるのです。・・・・涙が出ました。にじむ視界の中、手近な待避所にバイクを止め、声を殺して泣いたのは言うまでもないことです。(末期の被害妄想?) そんなわけで、ひどい仕打ちを受けたために心が沈み、大した写真も撮れませんでした。期待していた方、お許しください・・・ね?
(い・・言い訳)


国道一号で右往左往。
この時点で行方不明者数名です。
写真も撮り終え、一番後ろから大観山に到着するとリーダーが一言。「何名か行方不明だ。」え?まじッスか!?どうやら箱根新道の途中で大観山を通り過ぎ、まっすぐ一号線まで行ってしまったらしいのです。どうしたものか・・・と、考えていても仕方ありません。しばらく休憩するつもりだった予定を早め、すぐに大観山を出発することにしました。幸いにも大事には至らず、一号線を沼津方面に降りたところで無事に行方不明者を発見する事ができました。それにしても、イチゴ狩りツーリングの時は毎回迷子がいるような気がするのは自分だけでしょうか?


菜の花の向こうに停まるバイク。
ついでに軽自動車も停まってますけど。
途中の交差点(R1→R136)の青信号の短さに閉口しながらも、一同そろってイチゴ狩りセンターに到着する事ができました。このセンター、今までの経験から結構混んでいるのです。が、しかし、今年は空いているようです。「おぉ、不況のせいかな?」と、ちょっとうれしくなってしまいます。だって、空いていると言うことはおいしいイチゴがたくさん残っているって事でしょ?
ハウスの中でむさぼり食うぜ。
食って食って、食い尽くせ。
しかも、です。今年は値段が900円/人に下がっていたのですっ!!(去年までは1100円?)さらに団体割引で安くなり、800円/人になってしまいました。いやっほぉぅ!不況万歳!小泉ブラボォ!是非このままダメ政治を続けて欲しいぞ!(バチ当たり)さっそく入園料を払い、みんなでイチゴハウスに向かいます。入園ハウスの番号は17番。おじさん曰く、「このハウスはとてもおいしいイチゴだよ」だって。否が応でも期待してしまいますよね?でも実は、毎年「おいしいハウス」と言っているんですよ。このっ、おじさんの商売上手。・・・ま、このさい黙っておきましょう。
さて、実際のイチゴですが。。。今までの中で一番おいしかったかもしれません。何しろ実が大きかったのです。一口で食べてしまうのはちょっと遠慮したくなるくらい。でも、そのでっかいイチゴを人によっては50個食べたとか言ってました。信じられません。自分は30個しか食べられなかったのに。。こんなところで勝ち負けを競ってもしょうがないんですけど、ハッキリ言って完璧に負けてます。次回、イチゴ狩りがあったらその時はもう少し頑張ろうと思います。


はいはい、お昼ですよ。
イチゴのことは忘れてどんどん食べてね。
お腹はイチゴでいっぱいになり、しばらくハウスの外で雑談をしてから今度は昼食です。(デザートとメインが逆?)場所はイチゴ狩りセンターの近くにある代官屋敷とか言う、まぁドライブインみたいな所です。時間がちょっと早めだった為すんなりと席を確保でき、全員それぞれ注文します。天丼とか、なんとか定食とか、何とかセットとか、イチゴをあれだけ食べたのによく食べます。自分は質素にざるそばにしておきました。量はちょっと少な目でしたが、イチゴを沢山食べたのでちょうど良いくらいです。
てなわけで、必要以上にお腹もポンポンになり、今日の目的は全て達成です。そろそろ帰りのルートに向かう事とします。


熱海の公園にて。
「眠気」と言う地獄から解放され、
一同ほっと一息。
解散場所のPA。
みんな事故もなく、良かった良かった。
帰りは伊豆半島を横断、熱海函南線を使って一路熱海を目指します。このルートは山の中の整備された走りやすい道。それに加えて暖かい春の日差しと膨れたお腹とくれば、どこからともなく子守唄が聞こえてきて、瞼は徐々に落ちてきてしまうのです。「ねむくなれ〜、ねむくなれ〜」と、これ以上はないであろう拷問です。そんな眠気と戦いながら、やっとの思いで熱海の公園に到着しました。事故を起こさなくて良かった・・・本当にそう思いました。
そこからは海岸線を使って解散場所の西湘PAへ。渋滞はしていませんでしたが道が少し狭いためか、前述のような拷問は受けませんでした。全員無事に解散場所に到着することができ、そのまま解散となりました。時間は3時ちょっと過ぎ。少し早めの時間でしたが今年最初のツーリングとしてはいい感じの時間ではないでしょうか。少し余力を残して帰宅するのが一番楽しいツーリングですよね?(その分次回は覚悟が必要?・・・なんてね)

以上、イチゴツーリングのレポートでした。
若旦那



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